磐梯朝日国立公園
陸域では2番目の広さの
国立公園
山形県・福島県・新潟県にまたがる国立公園。その中にある磐梯吾妻・猪苗代地域は、火山活動により形成された多様な地形、景観が大きな特徴です。
磐梯山とその北側の裏磐梯を有する磐梯地区、西吾妻山を最高峰とする吾妻連峰と安達太良山を包括する吾妻地区、猪苗代湖を包括する猪苗代地区の3地区に分けられます。
また、磐梯山ジオパークとして日本ジオパークに認定されており、多くの個性的なジオサイト(※1)が広がっています。
※1 ジオサイト:地球の活動がわかる地質や地形がある場所
観光スポットマップ
各地区の観光スポット
磐梯地区
明治に噴火した磐梯山の荒々しい山脈とその噴火によって形成された桧原湖、小野川湖、秋元湖の3つの大きな湖をはじめ、裏磐梯の300 余りの湖沼群の特有の景観があります。磐梯山西側の雄国沼湿原はニッコウキスゲの大群落で知られ、湿原の植物群落は国指定天然記念物に指定されています。
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五色沼湖沼群(北塩原村)
神秘の湖沼「五色沼」。5つの沼というわけではなく、エメラルドグリーンやコバルトブルーに輝く沼は様々な色彩を見せることから「五色沼(ごしきぬま)」と呼ばれています。ミシュラン・グリーンガイド1つ星に2016年に認定された五色沼の詳細はこちら
磐梯山(猪苗代町・北塩原村・磐梯町)
日本百名山にも選ばれる福島県を代表する名峰。宝の山。
磐梯山の南側が表磐梯、北側が裏磐梯と呼ばれており、表磐梯から見る山体は整った形をしていますが、裏磐梯から見ると、一変して山体崩壊の跡の荒々しい姿を見せます。
雄国沼湿原(北塩原村・喜多方市)
国の天然記念物に指定されている「雄国沼湿原植物群落」のニッコウキスゲが咲き誇る時期は、湿原一面が真っ黄色の絨毯を敷きつめたように広がり幻想的です。
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(裏磐梯観光協会) (一社)喜多方観光物産協会
桧原湖(北塩原村)
磐梯山の噴火により作られた湖沼の中でも一番大きく、美しい島々が浮かぶ桧原湖。裏磐梯最大の湖で湖岸周約31km、最大水深31m。冬には湖面が結氷し、ワカサギ釣りのカラフルなテントが並ぶ景色は、裏磐梯の冬の風物詩です。
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吾妻地区
吾妻連峰には2,000m 級の新旧火山が連なっており、山中には湿原が点在しています。浄土平、安達太良山などでは、今なお火山ガスが噴出する荒涼とした火山景観を見ることができます。また、地区内には数多くの温泉が湧出しています。吾妻小富士や一切経山、五色沼(魔女の瞳)への登山・トレッキングが人気です。さらに、標高1,600m に天文台を有する日本屈指のスターウォッチングスポットとしても知られています。
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猪苗代地区
日本で4番目の面積を誇る広大な湖である猪苗代湖は、水面の標高が514m と日本でも有数の高地にある湖でどこからでも雄大な磐梯山の山容を望むことができます。天を映す鏡のような美しさから別名「天鏡湖」とも呼ばれています。
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