グルメ・お酒・発酵文化

グルメ

喜多方ラーメン
喜多方ラーメン

大正末期に中国から渡ってきた一青年が屋台を引いてラーメン(支那そば)を売り歩いていたのが発祥と言われており、その手作り支那そばこそが90余年の歴史を持つ喜多方ラーメンの元祖です。日本三大ラーメンの一つで、醤油味の透明なスープに、コシが強い独特の縮れた平打ち麺が特徴です。令和3年度には『喜多方ラーメン』が文化庁の「近代の100年フード部門」(明治・大正に生み出された食文化)に認定されました。喜多方市内にラーメン店は約100軒ほどあり、人口あたりの店舗数が日本一といわれています

あなただけの喜多方を探してみませんか?
喜多方老麺会マップ
果物
果物

夏は暑く、冬は寒い盆地性の気候により福島市は様々なくだものが採れ「くだものの宝石箱」と言われます。沿道に観光果樹園が建ち並ぶ「フルーツライン」では季節毎に多様なフルーツが実ります。中でも全国トップクラスの出荷量を誇る【桃】は、福島市を代表する果物です。夏の桃の後には秋のナシ(和ナシ・洋ナシ)、ブドウ、初冬のリンゴ、季節が巡って春のイチゴ、初夏になればサクランボと、一年を通しておいしいくだものが実り果物狩りも出来ます

福島市観光ノート
果樹園情報
円盤餃子
円盤餃子

戦後、満州で学んだこだわりの餃子を屋台で出したのが始まりの「円盤餃子」。円盤の様に丸く並べて焼く餃子は、たっぷり野菜と小ぶりなサイズが特徴で、福島市民にはおなじみで広く愛されているご当地グルメです。文化庁の「未来の100年フード部門」(昭和以降に生まれ今後100年の継承を目指す)に認定されました。

ふくしま餃子の会
いかにんじん
いかにんじん

江戸時代末期から伝わる「いかにんじん」は、するめいかと人参の千切りを酒・醤油・みりん等で味付けしただけのシンプルな郷土料理です。文化庁の「伝統の100年フード部門」(江戸時代から続く郷土の料理)に認定されました。

祝!文化庁「100年フード」認定!
こづゆ
こづゆ

主に江戸期に北前船がもたらした海産物と会津古来の地場産品の組合せによりできあがった料理で会津を代表する郷土料理です。伝統工芸会津塗の浅めに作られた小さい朱塗りのお椀に、干した貝柱でとった出汁に里芋などの野菜やたくさんの具材を入れた煮物を盛り朱塗りの小皿に分けて食べます。文化庁の「伝統の100年フード部門」(江戸時代から続く郷土の料理)に認定されました。

こづゆ
馬刺し
馬刺し

交通の要衝として栄え、多くの馬が人々の生活に密接にかかわっていた町では馬のせり場があったことから「さくら肉(馬肉)」を食べるようになったと言われています。会津坂下町の馬刺しは「辛味ニンニクだれ」を醤油に溶いて食すのが特徴です。

馬刺し
会津山塩ラーメン
会津山塩ラーメン

大塩裏磐梯温泉の温泉水から作られたミネラル分たっぷりの山塩を使用したさっぱりとした塩味のラーメン。

会津山塩ラーメン
会津山塩
会津山塩

大塩裏磐梯温泉の温泉水を薪窯で煮詰めて作られたお塩です。弘法大師が開湯したといわれる伝説の井戸から湧き出る塩化物泉の塩分は1%。海水より塩分濃度が低いため、煮詰めて濃縮するにも数日かかり、膨大な時間のかかる作業です。手間暇がかかるため、一般の海水塩に比べて高価ですが、そのまろやかな味わいから、お土産としても有名です。

会津山塩
山都そば
山都そば(やまとそば)

飯豊連峰の南の裾野に広がる喜多方市山都地区の「山都そば」は、製粉歩留りを7割以内のそば粉で、つなぎを一切使わずに手打ちするため、白っぽく透き通った色合いで、独特の歯ごたえがあるのが特徴です。冬には冷たい川の水にそばの実を浸すことで独特の食感を生む「寒晒しそば」などの楽しみ方もあります。文化庁の「伝統の100年フード部門」(江戸時代から続く郷土の料理)に認定されています。

そば|食べる・飲む
山都そばマップ(PDF)
ソースカツ丼
ソースカツ丼

ご飯の上に千切りキャベツを敷いて、揚げたてのカツを甘辛のソースを絡めたソースカツ丼は大正時代から親しまれてきた会津庶民の味です。市内各所にある飲食店では一軒一軒こだわりのソースカツ丼を味わうことができます。

会津の自慢はソースカツ丼だべ!
米沢牛
米沢牛

米沢牛は、松阪牛・神戸牛と並んで日本三大和牛に数えられ、のれんの古さだけでなく、刺しがきめ細かく、とろけるように滑らかな舌触りが特徴です。米沢牛のうまさは、和牛飼育に適した米沢地方の気候・土壌・水・それに優れた飼育技術と相まって生まれたものです。

米沢牛
ラジウム玉子
ラジウム玉子

63度から70度の温泉原湯でゆでる日本で初めてラジウムが確認された飯坂温泉名物の温泉玉子です。黄身はトロトロ、白身はふわふわの食感で、栄養価も高く、滋養効果満点です。文化庁の「近代の100年フード部門」(明治・大正に生み出された食文化)に認定されています。

ラジウム玉子

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お酒

日本酒

「米がいい、水がいい、人がいい」

福島県での酒造りの歴史は古く、創業300年を超える酒蔵も現役で活躍しています。
「全国新酒鑑評会」で金賞を連続で獲得するなど、全国的にも高い評価を得ているふくしまの酒。磐梯吾妻・猪苗代地域にも多くの蔵があるので酒造めぐりはいかが・・・

いい米:福島県では独自の酒米や酵母の開発に力を入れており、福島県オリジナル酒造好適米「夢の香(かおり)」や「福乃香(ふくのか)」、吟醸酒を仕込むのにふさわしい酵母「うつくしま夢酵母」を使用して、多くの蔵が個性豊かな日本酒を醸しています。

豊かな水:福島県の水は軟水の傾向で、やわらかく全体的にやや甘口のお酒が出来やすいのが特徴。

気候:福島県の夏の暑さは稲作にふさわしく、冬の寒さは雑菌の繁殖を抑える澄み切った空気を生み出しので、日本酒造りに最適な気候風土です。

技術:清酒アカデミーや製造マニュアルなど、独自の技術向上の取組を行っています。また蔵同士の交流が盛んで競合相手の蔵同士切磋琢磨しています。

磐梯吾妻・猪苗代地域にも多くの蔵があるので酒造めぐりはいかが・・・
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ワイン

フルーツ栽培が盛んな福島では各地にワイナリーがあります。

一般社団法人ふくしま逢瀬ワイナリー(郡山市)
くだもの王国福島県産の原料を使ったワインやシードルを製造。無料試飲も行っています。

クラフトワイナリーふくしま農家の夢ワイン(二本松市)
地元農家が耕作放棄地を利活用しようと設立したクラフトワイナリー。阿武隈高地の気候で育てられたりんごやぶどうを利用

吾妻山麓醸造所(福島市)
吾妻山麓に広がる約5,000株のブドウ畑とともに誕生したワイナリー。様々なタイプのワインやシードルの醸造をしている。

新鶴ワイナリー(会津美里町)
自社農園でのぶどう栽培から醸造まで行っており、畑からは飯豊山や磐梯山の姿を望めます。

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発酵文化

福島県では、県内各地で培われている豊かな発酵食・発酵文化を楽しむため「ふくしま発酵ツーリズム」を推進しています。それぞれの地域ならではの発酵文化の魅力を探してみませんか。
美を醸すふくしま

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